完成披露記者会見が行われました!

本日、東京・日比谷のザ・ペニンシュラ東京において、『RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ』完成報告会見を行いました。会見では、これまでにも共演経験のある三浦友和と余貴美子が息の合ったトークを見せ、会場を盛り上げました。

【完成報告会見 概要】
■日時:11月22日(火)11:30~
■会場:ザ・ペニンシュラ東京 24F スカイルーム
■登壇者:三浦友和、余 貴美子、蔵方政俊(監督)、阿部秀司(製作総指揮)
■MC:松丸友紀(テレビ東京アナウンサー)

<ご挨拶>

●阿部秀司さん:
このシリーズの前作である『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』を島根で撮影していた時、「もしかしたら、こういった地方発の鉄道映画って、いいんじゃないか」と思いました。

地方には色々な鉄道があって、地方の活性化のためにも、それらがとても力にもなるので、「これがシリーズ化できたら、さぞかしいいだろうな」と思ったのがきっかけでした。

その時から、次にもし第2段を作るとしたら富山を舞台にしたいというイメージがあったので、こうして実際、2作目に繋がって、本当に良かったと思います。

●三浦友和さん:
この映画を試写会で観たとき、「40代以上の夫婦の方々に観てほしい」と、思いました。本音を言ったら、若い方からお年寄りまで多くの方に観ていただきたくはありますが、「50代~60代の年配の夫婦の方々が映画館で映画を観るきっかけの作品になってくれればいいな」と思っています。

今のトップ10に入っているような映画は、お子さん向けや若い人向けの作品が多いような気がするので、この映画をきっかけにして、劇場に足を運んでほしいです。自分で観ても「いい映画だな」と思いますので、そういったきっかけにもなる映画だと思います。

●余 貴美子さん:
この『RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ』がクランクインしたのが、3月11日の翌日の3月12日からでした。色々な環境や人間環境が変わり始めた時期で、私も実人生の中で変化もあり、映画の中の夫婦とも重なりあうところもある中、この映画を撮影していました。

この映画をご覧になって、夫婦の方々も独身の方々も「夫婦とは何か?」など、色々なことを語り合える時間が
できたらいいなと思います。

●蔵方政俊監督:
この作品は初めて監督をした作品になります。
ずっと映画監督をやりたいと思っていて、気づいたら20年くらい経ってしまっていたのですが、長い間思い描いていた舞台に立つことができて嬉しいです。

映画は、夫婦のことを描いているのですが、心を込めて一生懸命作りました。どうかよろしくお願いいたします。

会見1

<代表質問>

●MC:
阿部さんにお聞きします。
本作は『RAILWAYS』シリーズ第2弾となります。
前作では、会社を辞めて運転士になる男の物語を描かれましたが、今作では、第2の人生を前にした夫婦の物語が描かれます。今回、この様なテーマを選ばれた理由をお聞かせいただけますでしょうか?

●阿部秀司さん:
幸いにも今回、第2段の制作ができるということで、その話が出たときにちょうど60歳を迎えた頃だったんです。
60歳っていうのは男の人生の中で1つのターニングポイントになると思うんですね。

それで今度作品を撮るとしたら、それをテーマにしようと考えていました。また、夫婦に関してもちょうど、結婚生活20~25年くらいのご夫婦が、今多いのではないかなと思います。

ご主人の定年にともなって、社会的にも家庭でも、とても大きなターニングポイントにもなるこの年齢に差し掛かった全国の方々に対して「こういう話もあるよ」ということで観ていただいて、興味を持っていただけたら嬉しく思います。

最初から、「この作品を撮るなら、絶対に三浦さんがいい」と思い、脚本を書き始めたので、その段階で、すぐに三浦さんにご相談しました。

後ほど三浦さんの方からお話になるかもしれないですが、今回は一緒に脚本も作っていただき、素晴らしいものができたと思います。

●MC:
主人公の滝島徹は、三浦さんご自身とも同じ年齢です。今回は脚本の段階から、同世代ならではの目線でご意見を出されるなど、制作の過程にも関わったと聞いております。同世代の方々に向けて、三浦さんはどのような思いを込められたのでしょうか?

●三浦友和さん:
企画の段階から参加させていただき、3ヶ月くらいに渡って、意見交換などをさせていただきました。

自分も来年の1月に還暦を迎えるんですが、いざ目の前にしますと、若い頃に思っていた隠居するような“年寄り”になってない自分がいるんです。

この映画もこれからの人生を考えるというのがテーマになっているので、そういうところに共感してくださる方々も多いと思います。そういう方々と同じような思いで、第2の人生というものを考えたい。

また、映画の中でも「これからの人生短いと思ってるんだろ?(そうではなくて)長いんだぞ!」というような台詞があるのですが、僕自身も「長いな」と思っています。ですから、皆さんもこの映画を観て「これからの人生長いよね」という風に感じていただけたら嬉しく思います。

●MC:
この映画は、近くにいるのになかなか思いを伝えられない夫婦のすれ違いが描かれています。女性から見て、この夫婦はいかがでしょうか?

●余 貴美子さん:
富山県の県民性かもしれないですが、すごくじれったい夫婦ですよね。「一言言えば済むのに!」と思うこともありました(笑)。三浦さんの著書「相性」を読んで、私も夫婦というものを考えてみたいと思います(笑)。

●MC:
監督にお聞きします。
今回は、富山県でのロケーションとなりましたが、富山での撮影で特に大事にした点はどんな点でしょうか?

●蔵方政俊監督:
去年準備の段階で富山を訪れた際に、やはり立山連峰の景色を純粋に美しいなと思いましたし、この映画にぴったりだなと思いました。

富山県の立山連峰に守られているというか、立山連峰を背負うというようなことを意識し、心がけながら撮影をしました。富山の持っている景色の雄大さとか自然の恵みが、この映画にとても力をくれたと思っています。

<質疑応答>

●記者:
これまでにお2人は他の作品でも共演していると思うのですが、
お互いの印象をお教えいただけますでしょうか?

●三浦友和さん:
何度も余さんとは共演させていただいておりまして、先ほどのお話にも出ましたけれども、私は幸運にも1番最初にお話しをいただいたので、奥さんはどういうイメージかを考えるときに「余さんですよね」となりました。

ただ、要望を出したときになかなか実現せずに返事が1カ月以上かかったので「あっ、嫌われてるんだな」と思っていたんですが(笑)。
今1番、50代で魅力的な女優さんだなと思ってるので、実現できて本当に嬉しいです。

●余 貴美子さん:
ありがたいお言葉ありがとうございます。
1か月も返事が遅れていたとのことで心配されていたとは…すみません。

私も友和さんとは、殺したり、憧れの先輩だったり、色々な役柄でご一緒させていただきました。今回はちゃんとこれからも上手くいくであろう夫婦の役で凄く嬉しかったです。

友和さんは、人の気持ちや相手役の人の気持ちを現場で察して下さる、本当に優しい方で、「相性」を早く買わなければなと…(笑)。もしかしたらいただけるのかなと思っていたりしています(笑)。

他の役柄でもご一緒したいなと思っております。本当にありがとうございました。

●記者:
劇中のご夫婦がお2人自身と重なる部分はありますか?

●余 貴美子さん:
夫婦のあり方は人それぞれで、うちの夫婦と友和さんのご夫婦ともまた違うと思いますし、色々な幸せの形があってなんとも言えないんですけど、まぁ、男と女の違いというか、夫を見るというか男として見るというか…。

うちの夫は、「大事な話をしているのに、どうしてこんなことをするんだろう?わけが分からない」と、いうところがあったりするのですが、夫の方も「女はわけがわからない」と言っていることもあるんですよね。「なんで女は、家を出る間際になって、時間通りに出ないんだろう」って(笑)。

最近、いい夫婦の日ということでよくテレビで夫婦のインタビューをなさっているんですけど、見ていると「同じなんだなぁ」「あぁ、そうそう」と思います。だからみんな違うけれど、やっぱり同じなんだなと思って安心したり。

本作の登場人物の夫婦も、各駅停車ですけど、レールに乗ってトコトコ雄大な風景の中で走っている電車を見ていると、2人の人生のように思えました。答えになっていなかったらすみません。

●三浦友和さん:
重なる部分は、まさに年齢的にこの映画の設定もそうですが、子供が育っていき、これからの夫婦のあり方を考えるという部分でずいぶん重なっているかなと思います。形はもちろんそれぞれなので、よその夫婦はわかりません。友人夫婦はたくさんいますが、会ったときは、みんなやはり内面までは見せないわけですから比べようがないですね。

●記者:
改めてこの映画をご夫婦で見に行かれますか?
また、夫婦円満の秘訣はなんですか?

●三浦友和さん:
映画は、結婚して10年目くらいから、見たいものは見に行くのが習慣になっています。最近で言いますと、マット・デイモンが出ている『コンテイジョン』やブラッド・ピットの『マネーボール』を見に行きました。一度見に行くと習慣化するので、この『RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ』がきっかけになって習慣化してくれればいいなと思います。

夫婦円満の秘訣は、「相性」です。

<会場大拍手!>

●余 貴美子さん:
もともと赤の他人だったわけで、血のつながりのない2人が、これから血のつながりを作っていこうという人間どうしなので、お互いを認め合うというか、冗談を言いながら楽しくやっていけるというか、彼には彼の人生があって、私は私のやり方があるので、そこで戦おうと思わないことでしょうか。

この映画では、最後は同じ方向に伸びる線路を見て終わるのですが、夫婦にとっても、そうやって同じ方向を見るということも大切かなと思います。

●記者:
本日、いい夫婦の日ということですが、実生活で奥さまとご結婚して一番良かったなと思うことと、幸せだなと感じることを教えて下さい。

●三浦友和さん:
毎年、年の終わり、あるいは11月には結婚記念日もありましたが、そういうときに「31年経ったけど、プラスマイナスで言えば、プラスの方が多いね」ということが幸せ感なのでしょうね、きっと。
夫婦円満の秘訣は本当にないんですよ。

●記者:
幸せだなと感じることはありますか?

●三浦友和さん:
幸せだなと思うことは、それぞれ違うと思うのですが、同じようにお互いが幸せだなと思えることじゃないかなと思います。同じものや絵やTVや映画を見て同じように笑えるとか、見て良かったね、と言えることが共通しているところでしょうか。

全部が共通するわけはないけれども、そういう小さいことが積み重なって「幸せだ」と感じるような気がします。

●記者:
美しい風景が印象的な映画ですが、富山の印象について聞かせて下さい。

●三浦友和さん:
立山連峰と日本海に挟まれて、日本海側を走っている富山地方鉄道なんですが、雄大な風景の印象がやはり強いことと、本当に優しい県だということです。日本の中のブータンのような県です(笑)。富山の方々と接してみて、ひしひしと優しい人間性を感じました。それが何より印象的でした。

●余 貴美子さん:
美しい風景はもちろんなんですが、本当に富山の方たちが心から優しかったですね。こんなに全面的にご協力いただいた映画はなかなかないんじゃないかというくらいです。

夫婦の心情と富山の北アルプスの景色と二両編成の電車が走っている風景がすごく合っていたと思います。
とても良い場所を選んで下さったと思います。

会見2


◆『RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ』公式サイト
http://www.railways2.jp/
 
 

コメントの投稿

非公開コメント

カレンダー
10 | 2017/11 | 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
カテゴリ
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QR